小池徹平−緊急特集!について
矢野顕子
誰がために オリジナル・サウンドトラック
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ピアニストとしての矢野顕子 |
矢野顕子のファンでもスルーしてしまうような一見地味な作品ですが、
これ、よかった。
(私は映画を観ていませんが)観てなくても楽しめました。合間に劇中のセリフが入ってるサントラとかよくありますが、
これは全曲矢野顕子のピアノ(と唄も少し)だけで
「完全に矢野顕子」のCD。
ピアノ弾き語りの時とは少し違った(と私は感じた)一面が覗えました。
ピアノだけ、というある意味ごまかせない状況(ピアノだけでも聴かせることができる実力があるのはわかっているが)
の中で、ピアニストとしての実力が発揮されている気がします。
ずーっとピアノを弾いてきた矢野顕子さんの積み重ねを聴くような感じもして、味わい深いです。
下のレビュアーの方も書かれていますが
「ピアノ三部作」などの、ピアノの矢野顕子が好きな人はもちろんですが、
(クラシック、ジャズなどジャンルを問わず)ピアノが好きな人は楽しめるんじゃないかと思いました。
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世界一のピアノ |
カサドゥシュ、ゼルキン、アシュケナージ、メルテン、ピエール・ロラン・エマール、エヴァンス、ヘイグ、もちろんグールド。偏愛する(本当に偏愛だなー・・・)ピアニストたち。しかし、ここで聴ける矢野のピアノは日本人が世界に誇れるピアノの音の最高峰です。何と潔く、何と背筋の伸びる音であることか!
いや、ここで聴けるピアノはおそらくは歌、なのでしょう。声とピアノを同時に等価に最上の表現に成しえる、そしてその二つが別々に鳴ってもそれが最上の表現として豊かである世界でたった一人のアーティストであることをしみじみと、深々と楽しめます。
矢野ファンはもとより、ジャズ・ファン、クラシック・ファンのみなさん、どうぞ聴いてください。アナタの国にはこんなに世界的な市井のピアニストがいます。

